どうもこんにちは、共栄産業の新山です(゚Д゚)
重機オペと鍛冶工の技能者(職人)です。
詳しくは2017.5月のブログで!
実は私事ながら、昨年の9月に第二子である男児を出産しておりました。
現在は育児休業をさせていただいております。
妊婦は法律により大型クレーンの搭乗が禁止なのと、
フュームや粉塵、振動等の多い環境ですので、胎児と母体の健康を考慮し、妊娠中よりお休みをいただき、専業主婦生活を送っております。
そのため、職務から離れること早二年近く・・・
もはや 復 帰 出 来 る の か し ら (´A ` ) という世界まで来てしまいました・・・
とりあえず、調理グッズとお掃除グッズはかなり増えました。(形から入るタイプ)
ですが、身体は意外と覚えているようです。
主婦になり、この仕事をしていて良かったと思うことが最近3回もあったのでご紹介致します。
前回のブログにあるように娘の花壇願望を目にした私は、何となくで花壇を作りました。
いや、その、プロの方々に怒られるかもしれませんが・・・
レンガを積んで、モルタルとかではなくシリコンシーラントで固めて花壇を作りました。
その際、溶接の経験が役立ちました。
シリコンシーラントを盛る作業が、溶接の動きに似ているんですよね。
(上手いかどうかは置いといて)
やってて良かった、溶接工・・・
生まれて初めて、そう思った瞬間でした。
しかし、基本的にズボラな私。
昨年、3株だけ植えたイチゴが爆発的に増えてしまい、今年の春には花壇をイチゴに占拠されてしまったのでした。
続いて2つ目です。
いや~春と言えば山菜ですね。
とある良く晴れた日曜日。夫が虫歯に苦しんでいました。
夫も良く腫れています。
そんな夫に生後8ヶ月になった息子を預け、私は思う存分掃除機をかけていました。
夫は息子を連れてお散歩に行ったようですが、すぐに帰ってきました。
ご近所さんから大量に山菜をもらったようです。
しかし私は山菜など見たことも食べたこともなく、この山菜が何かもわかりません。
夫に聞くとー
「おお!そうかそうか初めて見るのな!これな、すんどけいだよ。すんどけい!ははは(´∀ ` )」
何がおかしいのか、笑いながらそう言い残して夫は歯医者さんへと旅立っていきました。
残された私はネットで調べます。
「すんどけい」
しかしネットの世界は無情です。何の情報もありません・・・
散々頭をひねった挙げ句たどり着いたのが
私「そうか!きっとパパが訛っているんだな!」
夫は各家庭には必ず井戸があると勘違いしていたほど結構な山育ちなものですので、訛っていても不思議じゃありません。
標準語であろう名前に変換し再び調べます。
「しんどけい」
すると、出ました出ました測定器の情報がズラリ。
震度計に深度計・・・Foooooooooooow!!!!!!!!!!!!
違うんだよ!!!葉っぱなんだよ!!!!
目の前にあるのは山菜なんだよ!!!!!!!!!
そこで気付きました。
頭に「山菜」ってつければ良いのでは?
すると予想は的中。見事「しどけ」にたどり着きました。
パパ、聞こえますか・・・?
あなたが今、抜歯という試練を乗り越えている間、私も一つの試練を乗り越えましたよ・・・。
調べてみると、しどけは胡桃和えにすると良いとのこと。
そうかそうか、胡桃和えか。にしても・・・
多いんだよなぁ・・・
でもまぁ茹でれば減るよね!
そう思って私は胡桃を買いに行きました。
道の駅に殻付きの物が1ネット400円でありました。
即刻購入したのですが、我が家は胡桃も初めてなので、くるみ割り機ももちろんありません。
そこで活躍したのがロッキング(バイス)プライヤー。
溶接したてで熱くて持てない物を掴んで持ったり、バイス(万力)として使ったりします。
なかなか便利でした。胡桃なんて殻ごと粉々です。
やってて良かった、溶接工。
時折混ざる砕けた殻の破片と、春の味覚を噛みしめながら、そう思いました。
胡桃和えとナムルと炒め物にしましたがどれも美味しかったです、ごちそうさまでした。
最後に、小三の娘と一緒に始めたUVレジン工作。
紫外線で固まるレジン液を使い、中に色々な物を入れたりしてキーホルダーやアクセサリーを作る工作です。
これはUVレジンで私が 意味もなくなんとなく 作ったヘアピンです。
自分で作っておきながら(いやちょっとなぁ・・・何に使うんだろ?)なんて思っていましたが、何故か娘のツボにハマったようで、大喜びで帽子につけていました。
可愛らしい帽子?に可愛いレースのリボン?
そこにこれですから、娘の頭はカオスなことになっています。
せっかくなので自信作を載せたかったのですが・・・
ズボラな娘によって全部なくされました。
さすが私の娘です。血は選べません。
まあ置いといて、無理矢理まとめに入りましょう。
材料のレジン液というのがなかなか厄介でして、粘度が高い液体なので加工がなかなか難しかったりします。
更に、この写真の作品は枠がただのワイヤーなので底がないんです。
ここでも溶接の技術が役立ちました。
一本のワイヤーを加工し、粘度が高い液体を伸ばして成型する。
これぞ溶接工のなしえる技!
しかしまあやっぱりズボラなため、よく硬化不良を起こしてベタベタなのでした・・・
さて、そんな日常にも役立つ溶接の魅力を感じていただけましたでしょうか?
良かったら皆さんも是非挑戦してみて下さいね~それではまた!(^^ゞ