株式会社 田名部組の上です。
弊社では、先日の日曜日に【ものづくり大工体験】と題して、モノづくり体験会を開催しました。今回の開催は2回目なのですが、思いのほか好評で、総勢28名の小・中学生と親御さんに、ご参加いただきました。
私が幼いころは、大工道具を使って犬小屋を作ったり、七夕飾りを作るための笹竹を準備したりしたように思います。
しかし、近年はライフスタイルが変化したためか、そのような機会も減りました。
そのような流れの中、希少となったモノづくりの楽しさを学ぶ機会が見直され、あちこちでイベントが開催されています。
弊社でも地元の小・中学生に大工体験をしてもらい、【建設業という仕事の魅力をたっぷり伝えたい】という気持ちで体験会を開催しました。
モノづくりの楽しさは何処から始まるのでしょうか?私達は【何を創るか?】を考えるところからワクワクします。その後も、設計図を作る時、材料や道具を揃える時、作ったものを使用する時。全ての工程に”ワクワク”が潜んでいる様に思うのです。
私達は、そんな喜びを少しでも多く体験してほしいと思い、設計図を事前に作成してもらうところから始めました。体験日当日は、その設計図を基に、それぞれが作りたい箱や椅子などを木材で製作しました。木造大工として働いている弊社の社員6人も、のこぎりやかなづちの使い方を教える等して、製作の手助けをしました。
最初は、緊張で反応が薄かった子供達も、場の雰囲気に慣れ始めたのか、後半は満面の笑みで作業をしていました。また、保護者の方々もお子様と一緒に夢中で作業をしていました。
そんな様子を見て、普段は寡黙な?木造大工たちもホッコリしていました。
【今回参加した子ども達が、将来、建設業を盛上げてくれたらいいなあ。特に、女の子は建設女子になってくれたら嬉しいなあ】そんな事を願わずにはいられない一日でした。