下水道工事2

タイトル【下水道工事2】

お久しぶりです。鹿内組 佐藤です。
前回アップした下水道工事の続きです。
(自分の担当した現場の写真が手元にないので他の現場の写真を参考にアップさせていただきます!)

掘削が終わると底盤を固める為のコンクリート打設をします。
打設後、スライム処理をして推進していくための薬液注入工法(通常:薬注)と呼ばれる作業に入ります。
ボーリングマシンと呼ばれる機械で推進していく方向(ケーシングの周り)と管が到達する人孔(マンホール)やケーシングの止水及び崩壊防止を目的で注入していきます。

水に反応し(ゼリー状に)固まります。この効果を確認するため試験を行います。
(※すぐ硬化するのと時間をかけて硬化する2パターンあります。写真はすぐ硬化するタイプの試験をアップしています。)

この2液を混ぜ合わせて硬化時間を測定

初めて試験した時はストップウォッチ係なのに硬化の瞬間を見入ってしまって失敗しました(笑)

薬注終了後、推進の機械を設置する為の架台を設置し推進していきます。
これが推進機械の先頭部分です。

先頭管と呼ばれる物に1本1m程度の塩ビ管を付け徐々に押していきます。

先頭管が到達し、先頭管を塩ビの中にあるスクリューを回収します。

推進の機械を撤去し、人孔を設置して周りを埋戻し舗装をしたら完成となります。
余談ですが、今回ご紹介した推進は小さい管を押す為の推進機械です。
大きいものとなるとφ1000以上!私が担当した訳ではないのですが、弊社が携わった現場でφ2400のサイズを推進したのがありますのでコチラをご紹介!
φ2400の先導管

中はこんな感じです。管径が大きいと人が余裕で歩けます。

うっすらと左下に作業されている方がいます。大きさがわかりますでしょうか!?

いつかはこんな現場もやれるよう頑張ります!!


さて、春になりまして女性建設技術者ネットワーク会議もそろそろ本格的な活動を始めます!(笑)
今後の予定等も随時更新していくと思いますのでHPを是非チェックしていって下さいね(゜▽゜)♪