縁の下の力持ち

株式会社 田名部組 野呂です。
今回は先輩が担当している現場へお手伝いに行ってきました。



「市立根城公民館 本棟工事」です。
この工事は八戸市発注の鉄筋コンクリート造(一部SRC造)となっています。
鉄筋コンクリート構造とは、柱や梁などの主要構造部に鉄筋の入ったコンクリートを用いたものになります。
写真の手前がその部分になります。
一方奥に見えるところが、鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)になる部分です。
鉄骨鉄筋コンクリート構造とは、柱や梁となる鉄骨の周囲に鉄筋を組み、コンクリートで固めたものになります。
鉄筋コンクリート構造の芯の部分に鉄骨が入っているようなものです。

ちなみに奥に見える建物が旧根城公民館です。
本棟が完成したら旧根城公民館は解体して駐車場になります。

今日は内外部足場(枠組足場)組立作業をしていました。
現場に搬入された材料を足場専門の職人さんが組み立てていきます。





足場とは工事において、高いところで作業を行う人の為に仮に設置する作業床のことです。
これにより作業する人の安全や防音・防塵だけでなく、建物の仕上がりにも影響する大事なものです。
建物が完成した時には片付けてしまうので、形には残らない仕事ですが、これがなければ工事は出来ません。
作業員の足元を支える「縁の下の力持ち」的な存在ですね。