縁の下の力持ち

株式会社 田名部組 野呂です。
今回は先輩が担当している現場へお手伝いに行ってきました。



「市立根城公民館 本棟工事」です。
この工事は八戸市発注の鉄筋コンクリート造(一部SRC造)となっています。
鉄筋コンクリート構造とは、柱や梁などの主要構造部に鉄筋の入ったコンクリートを用いたものになります。
写真の手前がその部分になります。
一方奥に見えるところが、鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)になる部分です。
鉄骨鉄筋コンクリート構造とは、柱や梁となる鉄骨の周囲に鉄筋を組み、コンクリートで固めたものになります。
鉄筋コンクリート構造の芯の部分に鉄骨が入っているようなものです。

ちなみに奥に見える建物が旧根城公民館です。
本棟が完成したら旧根城公民館は解体して駐車場になります。

今日は内外部足場(枠組足場)組立作業をしていました。
現場に搬入された材料を足場専門の職人さんが組み立てていきます。





足場とは工事において、高いところで作業を行う人の為に仮に設置する作業床のことです。
これにより作業する人の安全や防音・防塵だけでなく、建物の仕上がりにも影響する大事なものです。
建物が完成した時には片付けてしまうので、形には残らない仕事ですが、これがなければ工事は出来ません。
作業員の足元を支える「縁の下の力持ち」的な存在ですね。

施工物件 住宅その①

㈱小坂工務店の住宅営業・繋(つなぎ)です。
寒暖の差に体が付いていかず、ちょっぴり風邪気味中です・・・
そろそろ衣替えもしなきゃ・・・!

さて、今回は私がプラン・コーディネートを担当した物件をご紹介したいと思います
昨年の春にお引き渡しした、東北町のお宅です。

コンセプトはズバリ、「モデルハウスのような家」です。
建築前から、ダイニングセットやリビングに置く大きめのソファなど家具にもこだわっていた施主様。間取りを考える際に、家具をどう配置するのかサイズを合わせながら生活しやすい動線を考えていきました。

間取りはシンプルに、まず玄関からリビングへの入り口は扉を無くしました。
これは全館床下冷暖房がなせる業!冬でも玄関を開けると、ほんわかあったかいので快適です。

リビングに入るとアクセントの柱を境に、オープンキッチンとダイニングスペースへ。ダイニングから掃出し窓を開けると、そのままテラスへ出られる流れにしています。BBQやご主人の喫煙スペースとしても大活躍しているのだとか



ゲストを招いてホームパーティーをすることが多いので、いつ人が来ても良い様に家の中をきれいに保ちたいとのご要望でした。
収納はとにかく多めに!部屋の至る所に設けています。

白を基調として、差し色に黒のタイルや壁紙でアクセントをつけています
おしゃれでとっても気さくな施主様だったので、打合せは毎回大盛り上がりでした!
「マリちゃん、ネットでこんなの見つけたんだけど、うちでも出来るかしら?」
という感じで私よりも情報量が多い奥様でしたので、このお宅では自分のコーディネートの幅もだいぶ広がりました。


↑奥様が見つけてきた、モザイクタイルと手摺にはめ込んだガラスブロックがいい味出してます。


ココだけの話、お引き渡し後に一番に私を招きたい!というご夫婦の粋な計らいで、引っ越し後初のホームパーティーに呼んで頂いたり、そのまま泊まらせて貰うなんて図々しいことも・・。笑 (自分で設計したお家に泊まるなんて夢のような体験でした。)
住宅を建てている間は間違いなくご要望を形にするプレッシャーがあり大変な事ももちろんありますが、なによりもこうしてお施主様との信頼関係を築いていけるのは幸せなことだなぁ~と思います。(しみじみ)


↑新築後に施工したお庭も自信作です☆なかなか素敵でしょ

実は9/30に発売となった、住宅雑誌『Replan』にこのお宅が紹介されています。
家具が入った状態での写真も満載ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください♪
http://www.replan.ne.jp/news/tohoku-news/13141/


長くなってしまいましたが・・今回はこの辺で!