土木の仕事 パート2

㈱鹿内組 佐藤です。
2回目のアップ・・・この前完了した工事(土木)の紹介をしまーす
スマホや携帯電話が当たり前となっている現在・・・LTEエリアを拡大する為の工事をさせていただきました。
前回のブログでも少し説明しましたが、建設業といっても細かくすると管工事ですとか電気、左官など様々なものがあります。
請け負ったのは鉄塔(正確にはコンクリート柱)の基礎工事です。

前回私がブログに書いたのは県が発注した工事です。今回は他社の方の請け負った工事(一部)をさせていただきました。
発注者と直接仕事を契約する会社さんがいてその会社を私共は【元請(もとうけ)】と呼んでいます。
図で説明しますと、元請会社と契約するのを一次下請と呼び、一次下請と契約する会社を二次下請。
さらに二次下請と契約するのを三次下請と呼びます。
現場によってはさらに四次とかになる場合もありますが割愛します(笑)
その各々の下請会社を総称して『協力業者(協力会社)』と呼んだりもします。
【※イメージ図】


前回は元請として仕事をしましたが、今回は一次下請として仕事をさせていただきました
元請は電気会社さんなので、電気系統を元請で仕事して土木の仕事は私たちがやる感じです。
各々得意(?)な分野の仕事をしていって1つのものを作ります

弊社の請負った今回の仕事では、30m(3分割タイプ)のコンクリート柱を建てます。
まず設計で地盤改良が必要となっているので地盤改良をしてもらいました。
コンクリート柱を建てる為の穴を掘り1本目のコンクリートを建て、穴と柱の隙間をモルタルで充填(じゅうてん)します。
掘削し鉄筋や型枠を組み立て、コンクリートを打設。

その後埋戻したら基礎の完成です。
基礎が完了したら高所作業車やクレーンを使いコンクリート柱を建てていきます。

これが完成したら私達の仕事は終了です。
その後は配電する為、元請(電気工事)の方々が作業します。

全部の作業が完成するとこんな感じです。

次は何の現場担当になるかな~♪

県のお仕事

県庁道路課の浅井です。

だんだんと暑くなり、いよいよ青森の夏がやってきました

今回は県職員のお仕事の一例として、私が以前担当していたむつ市大畑町二枚橋地区で工事中の橋梁新設工事をご紹介いたします。



県の建設部門の技術職員は、工事を設計-積算-発注するなど、主に事務的な仕事が多いのですが、工事を発注した後には受注した業者さんが図面どおりに工事しているか検査します。
なので、私が現場で橋をつくるわけではありませんが、決められた段階で現場へ行って確認する必要があります。

では行ってみましょう!



この現場では地上から約30m上で作業するため橋の脚に仮設のエレベータを設置して人が移動します。これがあるおかげで昇り降りがラクチンです。工事が終わったらエレベータは取り外します。



上に昇って下を見た様子。作業床と呼ばれる部材を地上で組んでいるところです。
私たちが検査する時は、鉄筋の規格や本数、コンクリートの寸法など図面どおりに施工しているか厳しくチェックします。
(検査の写真がなくてすみません…)



橋脚の上に取り付けられたトラベラーと呼ばれる装置。これが左右均等に張り出して橋をつくっていきます。



橋上からの眺め。お天気が良い日は、ここ大畑から尻屋や北海道まで見えます。



うまくつながるかな~

県の女性技術者と現場見学してきました
後ろは現場代理人の後藤さん岐阜県出身、作業服は私



現場が完成するまでには色々苦労もありますが、無事に完成した時は達成感を味わえますし、地域の皆さんのためにやりがいもあり、毎日現場が変化していく過程も面白いです。
身長156㎝の私でも出来るお仕事ですので、皆さんも一緒に工事現場で働きませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました