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建設業女性活躍推進フォーラム2020(R2.11.17)

講師の籠田淳子さんのプロフィールをご紹介します。 北九州生まれ。西南女学院中高等学校、滋賀県立短期大学工学部建築学科卒、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科修了、経営管理修士(MBA)、一級建築士、商業施設士。 ハウスメーカー勤務やヨーロッパ留学などを経て、1993年に実家のハゼモト建設株式会社に入社。自身のキャリアから女性の多能工化に可能性を見出す。2000年、有限会社ゼムケンサービス代表取締役就任。2006年建設業初の女性技術者のワークシェアリングによる採用。「女性力はビジネスになる」を提唱し、女性8割の建設会社は1人当たり売上が建設業平均を超える。2018年建設産業女性活躍推進ネットワーク副幹事長就任。ダイバーシティマネジメントの全国ネットワーク創り開始。2019年けんちくけんせつ女学校開校。 受賞歴は2013年内閣府「女性のチャレンジ賞」。同年平成25年度ダイバーシティ経営企業100選。2014年内閣府「女性が輝く先進企業表彰」内閣府特命担当大臣表彰。2015年(公財)日本生産性本部「第9回ワークライフバランス大賞」奨励賞。

基調講演では「建設業が女性の一生の仕事になる新しい働き方」と題してお話して頂きました。まだまだ建設業界では「男社会」と言われていますが、なんとゼムケンさん社員の8割が女性であるということだけでも驚きました。籠田さん自身の経歴も素晴らしいですし、男性に負けない知識を身につけるというのは見習いたいと思いました。女性リーダーの必要性を改めて知ることができ、これからもっと建設業界がダイバーシティになり誰もが働きやすい、目指したくなるような業界に変わって行けばいいなと感じました。


★参加者からの感想をご紹介します★

●Zoomの無料版を使用していたので、次回からは有料版を使用すれば、進行がもっとスムーズに行えるなと思いました。今後の手段としてオンラインセミナーも取り入れて行けば、さまざまな方々から講演して頂ける機会が増えるのではないかなと思います。

●㈲ゼムケンサービス代表取締役 籠田 淳子氏より具体的な経験談を講話いただき、今の仕事に対する想いが熱くなりました。特に印象に残ったのが男性、女性の違いを理解し、適材適所が重要と言う事。意思決定や人間関係では男性、女性で考え方が違うと言う事を互いに認め合い共存する。仕事では、自分の考えを下請け業者に伝え、良いものを作る、そして厳しさで信頼関係に繋げて、気持ちよく支払いをする、したいと言うところからも共感し、改めて私たちだけでは仕事が出来ないと思いました。 早速、会社に報告しました。働く環境に女性が必要、女性だからこそ出来ることもあるという考え方が社内に少しづつ増え、感じ取って欲しいと(*^-^*)、また情報や興味、スキルアッ プを含め知る手段としてオンラインを活用すべきとも感じました。